マヴカプコレクション!これは良い! - ドットえのゲームなりなんなり

マヴカプコレクション!これは良い!

皆さんよりだいぶ遅れましたが、僕も最近「マーヴルVSカプコン ファイティングコレクション アーケードクラシックス」遊ばせてもらってます!(以下略してマヴカプコレクションと書きます。)

これは良い買い物をさせてもらいました!ちなみに僕はニンテンドースイッチ版を買いました!

カプコン製のマーヴルキャラクターのゲームに興味がある人、思い入れのあるファンの皆さんは買って損は無いと思います!オススメです!

今回の記事では「マーベルコミック」の事を「マールコミック」というウに点々を付けた文字で表現しています。今では「マーベル」という発音が一般的ですが、当時90年代を知る僕にとっては「マーヴル」という表記のほうが親しみがあるので、こっちをメインに使ってます。分かりにくかったらごめんなさい!

 

オススメの理由はいくつかあるんですが、まず収録されているゲーム達が、意外と遊べる機会が少ないレアなタイトルばかりであること。

こういう版権物のゲームって、そうそう手軽に移植とかされないし、過去に発売された各タイトルの中古市場も価格が高騰気味です。そういった手が出しにくいゲーム達がまとめてリーズナブルな値段で遊べるのがありがたい!

マヴカプコレクションは2025年現在なら定価か、定価よりちょっと安い値段で買えますが、何年かすると本作も値段が高騰する可能性があるので、欲しい方は早めの購入をご検討していただきたく思います。

そして今のゲームらしくかなり遊びやすいように配慮が行き届いているのもポイント!

トレーニングモードが選べたりボタンの細かい設定ができるのは言わずもがな。

マニアックな話になりますがヒットボックスというゲーム内部の情報を画面に映せたり、僕としてはものすごく嬉しい点滅表現の緩和が選べたりします!ありがたい!

 

ではここからはもう少し詳しく、収録されているゲームの感想を書いていきます。

 

パニッシャー

他の6タイトルが格闘ゲームなのに対してこのパニッシャーはベルトスクロールアクションというジャンルになっています。「熱血硬派くにおくん」や「ファイナルファイト」とかと同じタイプのやつです。

なので他のゲームを遊んでいる合間の箸休め的な楽しみ方もできますね!

格闘ゲームのタイトル達の中に一つ二つこういったタイプの違うゲームが入っているのは嬉しい!

原作はマーヴルコミックの「パニッシャー」っていう作品があるそうですね。僕としてはあんまり馴染みの無い作品ですが、マーヴルの中でも人気マンガのようで、実写映画版とかもあるみたいです。

 ウィキペディア情報によると元々はスパイダーマンの敵としての登場が初めてらしく、そこから人気が出てスピンオフのような形で主役マンガが作られたようです!へ~!

実際に遊んでみた感想としては、カプコンお得意のベルトスクロールアクションということもあり、やっぱり面白い!そして他のカプコン製のベルトスクロールアクションと比べてヒットストップ(攻撃を当てると一瞬ゲーム内の時間が止まる演出)が若干長めになっており、攻撃に迫力を感じて良いですね!

復習に燃えるパニッシャーの力強い攻撃を表しているカッコいい演出になってますね!

 

エックスメン チルドレン オブ ジ アトム

本作、および原作マンガや映画についてはまとめて「X-MEN」と表記させていただきます。

元々は「ストリートファイター3」用に考えられていたシステムを使って作られた、なんていう噂も聞く一作で、キャラクターが高速でダッシュしたり大きくジャンプしたりする派手なゲーム性になっております!

原作の「X-MEN」も超人的な運動神経を持つキャラクターが多いので、この派手なゲーム性は雰囲気にマッチしてますね!「パニッシャー」は基本的に普通の人間であるのとも、対比も感じますね!

※ またウィキペディア情報ですが「X-MEN」の人気キャラ「ウルヴァリン」も初登場は「X-MEN」ではなく「超人ハルク」だったようです!へ~!

実際に遊んでみた感想としてはゲームスピードとか一ラウンドごとのテンポの良さが僕好みでお気に入りです!

あと特徴的だな、と思ったのが、本作ではまだあまり「チェーンコンボ」を活用して戦うゲームじゃ無さそうですね。「チェーンコンボ」は弱攻撃から中攻撃、パンチからキック、というようにほとんど全キャラクターで共通の連続攻撃ができるシステムですね。

しかしこのゲームのコンボってキャラごとにこの連続攻撃のルールに特に個性があるようです。マーヴルとのシリーズ作が続いていくごとに段々と「チェーンコンボ」が利きやすくなっていった印象です!

 

マーヴル スーパーヒーローズ

アメリカ兄貴たちにとっては「X-MEN」はメジャー中のメジャーマンガなのかもしれませんが、当時の我ら日本人的にはそこまでなじみのない作品だったようです。(今は実写映画とかが流行っているので大丈夫ですけど。)

そんな中本作はマーヴルのキャラクターが一堂に会する「インフィニティ・ガントレット」という作品が元になっているそうで「スパイダーマン」や「キャプテンアメリカ」等、僕らも割と知ってるキャラが登場しました!

「インフィニティ・ガントレット」はマーヴルコミックの色々なキャラクターが作品の垣根を越えて登場する作品だそうで、スマブラみたいなノリの作品なんだと思われます!

実際に遊んでみた感想としては、本作ならではの特徴の「ジェム」を使っての強化や、対戦相手との奪い合いが面白いですね!

持っているジェムを使えば様々な効果を発揮して戦いが有利になります!これはやはりジェムの色ごとに一番効果的なシーンで使いたいのですが、そうこうしてるうちに相手の攻撃によってジェムを取られて相手に使われてしまう可能性もあるので、使いタイミングにも駆け引きがあるんですよね!

そして本作の隠しキャラでカプコンの「ヴァンパイア」シリーズに登場する「アニタ」が使ってて面白い!こういう隠しキャラはカプコン側のお遊びで入れられたキャラで細かい部分が出来上がってなかったりするんですが(実際このアニタもキャラ選択画面の絵とか色々ないんですよね)。

しかし「ラブフォーユー」という技がガードされても相手に大きなダメージが期待できるので、コンピュータ戦では僕でもクリアできるほど強力です!

 

エックスメン VS ストリートファイター

マーヴルとカプコンのキャラクターがついに本格的にコラボしました!

ゲームタイトルの通りマンガ作品の「X-MEN」と、ゲームである「ストリートファイター」のそれぞれのキャラたちが同じ作品内で戦うという、今の時代から見ても珍しい試みがなされ、このコラボの流れをくむ作品が今日まで続けられていく事になります!

「X-MENチルドレンオブジアトム」の派手な攻撃に合わせてストリートファイター側の面々も高くジャンプしたり、波動拳が大きくなっています!そして本作から2キャラ対2キャラのバトルになり、戦いの途中でキャラを交代したり合体技を繰り出したりと、ゲームシステムも大きく変わりました!

実際に遊んでみた感想としては、前々から「非常にコンボがつながって爽快!」という事を聞いており、不器用な僕でも強力なコンボができて気持ち良いですね!本作はインターネットのアップデートによって3つのバージョンが選べるようになってますが、僕は初期バージョン(960910)を選択しました。この960910のバージョンが全体的に一番コンボとかがつながりやすいみたいです!

リュウの「前中キック、しゃがみ中パンチ、前中キック、しゃがみ中パンチ…」というコンボを練習しました!これは僕側がミスしなければ相手側に抜け出す術が無いので強力!

 

マーヴルスーパーヒーローズ VS ストリートファイター

前作「エックスメンVSストリートファイター」と次回作「マーヴルVSカプコン」の間に発売されたこともあり、若干影が薄い感じがする本作(いや、そんな風に思っているのは僕だけか?)。

キャラクターは「マーヴルスーパーヒーローズ」や「ストリートファイターZERO2」から。ステージ背景は「エックスメンVSストリートファイター」のものをアレンジして使われているなど、一見すると目新しさがあまりない作品に見えます。

しかしもちろん本作からの新要素やパワーアップした部分も沢山存在します!

まずは新キャラクターかつ「とんねるずの生でダラダラいかせて!!」との企画によって生まれた「憲磨呂」は外せません!権利関係が難しいのか憲磨呂が登場するのは本作だけですが強烈なインパクトを残すコミカルなキャラクターになっています!

そして戦闘BGMもカッコいいものが多いのも素晴らしい!ストリートファイター側のキャラクターたちは本作オリジナルの楽曲が用意されて、マーヴル側も一部キャラクターが完全な新曲になっています!そして本作のBGMは渋くてカッコいいのが多いんですよね!

実際に遊んでみた感想としては、本作は「マーヴルVSカプコン2」と同じようにキャラクターを一瞬呼び出して攻撃してくれる「ヴァリアブルアシスト」というシステムがあるのですが、呼び出したときに操作キャラの動きが一瞬止まるので使いどころにコツがいるな、と思いました。

そしてハイパーコンボでKOできるとナレーションが技名を叫んでくれるのが楽しい!普段は最後の一撃は必殺技で決めたい、なんてことは思わないのですがこのゲームはハイパーコンボでのフィニッシュを狙いたくなりますね!

 

マーヴル VS カプコン

このゲームは、当時プレイステーション版を遊んでいた思い入れがあるゲームなのでエモいです!

プレイステーション版では隠しキャラの解放に苦労しましたが、本作は最初から隠しキャラが使える上に、複雑なコマンド入力も必要なく選択できるのが嬉しいですね!

前作「マーヴルスーパーヒーローズVSストリートファイター」はマーヴル側は作品のカキネを超えてキャラが参戦するのに、カプコン側は憲磨呂以外は「ストリートファイター」のキャラだけという質実剛健スタイルでした。

しかし今作からカプコン側も「ロックマン」や「モリガン」等の「ストリートファイター」以外の人気キャラが登場し、マーヴル側とも釣り合いが取れてる感じになって気に入ってます!

自作「マーヴルVSカプコン2」には無い要素として「スペシャルパートナー」や赤いハチマキをしたリュウとかがありますね!

「スペシャルパートナー」はランダムで選ばれる3人目の仲間キャラです。キャラの種類が豊富で「マーヴル」の人気キャラから「カプコン」のマニアックなキャラまで色々登場し、戦いをサポートしてくれます!生かさずコロッサス!

赤ハチマキのリュウも「マーヴルVSカプコン2」には登場しませんね。本作のリュウのボイスは渋めでかっこ良かったり「モードチェンジ」なる技があったりと、このゲームならではの面白さがあります!

実際に遊んでみた感想としては、当時遊んでいたプレイステーション版とは勝手が違うものの懐かしい!プレイステーション版はハード性能の関係で、かなりアレンジが加えられていましたが、グラフィックや音楽で若かりし頃を思い出しました!

あの頃の僕はセーブしようとして逆にロードを選んでしまって、いつまで経ってもゲームが進まないガキンチョだったなぁ~!

 

マーヴル VS カプコン2

今なお遊ばれ続けている人気作!今年にも世界最大規模のゲーム大会「EVO 2025」の種目にも選ばれました!

本作は「エックスメンチルドレンオブジアトム」から「マーヴルVSカプコン」までのほとんどのキャラクターが遊べるお祭りゲームのような作品になっています!キャラクター選択画面でも、多すぎてどの位置にどのキャラクターがいるのか探すのが大変です!

前作までの2キャラ対2キャラから3キャラ対3キャラになって、更に各キャラごとにアシストタイプというものを選ぶようになって、チーム編成の戦略性が増しました!このチーム全体のバランスを考えるのが僕は特に好きなんですよね!

実際に遊んでみた感想としては・・・と言っても、このゲームは割とちょいちょい遊んでいたので「いつも通り楽しい!」くらいの感想しかありませんが!

なので目新しい要素である「ヒットボックス」をチェックしてみました!トレーニングモードでキャラたちの周りに薄くついてる四角たちのことです!

これが見える状態でキャラクターを動かすと、一つ一つの動作に細かく「攻撃してる場所」や「攻撃が当たってしまう場所」を決めてるのが分かりますね!この膨大で緻密な作業を経て、面白い格闘ゲームが生まれてるんだと思うと感慨深いです!

 

まとめ
ゲームのレア度的な意味でも、カプコンやマーヴルコミックの歴史的にも、押さえておいて損は無い一作!
「ストリートファイター」シリーズとはまた違う爽快感を持つ格闘ゲーム達と、名作ベルトスクロールアクションがセットになった、僕もお気に入りのコレクション作です!
この記事を読んで少しでもマヴカプコレクションの魅力が伝われば幸いです!
今回もこんな最後のほうまでスクロールしていただいてありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました